処女膜強靭症の原因とは

処女膜強靭症は、2000人に1人の確率で起こる症状とされ、胎児のときに何らかの異変で処女膜が上手く形成されなかったことが原因で起こります。妊娠時に母親が飲酒したり、タバコを吸うなどの特定の要因によるものではなく、突然変異の部類です。普通はひだ状になり穴が開いている処女膜が、完全に塞がった状態で内部に血液や粘液がたまりやすくなるのです。初潮が始まるまでは特に何の症状も現れず気づかないことが多いですが、血液が排出されず体内にたまり、腹痛を引き起こすことで発覚するのがほとんどです。また、18歳を過ぎても初潮が見られない場合は、処女膜強靭症の疑いがあるので受診した方がよいでしょう。

放置しておくと腹痛や排便通を引き起こす

処女膜強靭症だと気づかずに放置しておくと、血液や粘液がどんどん体内に蓄積され、腹痛だけでなく排尿痛や排便痛を引き起こすこともあります。そのほか、歩行困難になるケースも報告されています。また、血液が卵管の周辺に癒着して、不妊を引き起こす可能性も否めません。病院で検査をすれば、処女膜強靭症であるかどうかはわかるので、適切な治療を受けるのが賢明です。

処女膜強靭症の治療方法

処女膜強靭症の治療は、閉じている処女膜をメスで切開する外科手術となります。局部麻酔をしての内視鏡手術なので傷跡も残りません。ただ、患部が再び癒着して閉じてしまうこともあるため、定期的に通院して経過を観察する必要があります。長期的な治療になることもあり、あせらず、気長に治療していくことが大事です。

処女膜強靭症は切開手術をして治療するのが一般的で、手術の痛みはほとんどなく入院せずにその日のうちに帰ることができます。